メルマガにおけるメールパーミッションとは?増やすコツを徹底解説

  • 「メールパーミッションってどういう意味?」
  • 「メルマガのパーミッションを増やす方法がわからない」

企業でメルマガを担当しているものの、パーミッション獲得数を増やす施策に悩んでいる方は少なくありません。

なかには「メールパーミッション」と聞いて、ピンとこない方もいるでしょう。

ユーザーからメールパーミッションを獲得できなければ、メルマガは配信できません。

そのため、より多くの読者を獲得して運用効果を上げるために、メールパーミッションの獲得数を増やすことが大切です。

そこでこの記事では、メールパーミッションの基本知識や、獲得数を増やすコツ、獲得できない理由について、詳しく解説します。

メルマガの効果を上げるために、メールパーミッションについて理解を深めましょう。

メールパーミッションとはメルマガを送っても良いという許可

メルマガ配信時には、事前にユーザーから「メールパーミッション」を獲得しなければなりません。

「パーミッション(permission)」は「許諾」を意味する英単語であり「メールパーミッション」で「メールを送ることに対する許可」を表します。

メルマガなどの広告や宣伝を目的としたメールは、迷惑メールを規制するための法律である「特定電子メール法」の対象です。

特定電子メール法では、あらかじめ配信への同意(メールパーミッション)を得た相手にのみ配信を許可する「オプトイン方式」が義務付けられています。

そのため、ユーザーが配信許可の意思表示をしない限り、メルマガ配信はできません。

実際にユーザー登録などをする際、メルマガ配信希望の有無を確認するためのチェックボックスを見た経験がある方は多いはずです。

一部例外はあるものの、メールパーミッションを獲得せずに無断でメルマガ配信すると、特定電子メール法違反による罰則が科される可能性があります。

企業の信頼にもかかわるため、必ずメールパーミッションを獲得したうえで配信してください。

なお特定電子メール法では、オプトイン方式以外に、オプトアウトや表示義務などの規制もあります。

以下の記事で詳しく解説していますので、併せてご確認ください。

>>オプトイン、オプトアウトを初心者にもわかりやすく解説します

>>メルマガ配信者が遵守すべき法律“特定電子メール法”について

メールパーミッションを増やす3つのコツ

メールパーミッションを増やす3つのコツ

 

自社会員数が増えても、メールパーミッションを獲得できなければメルマガは配信できません。

より多くの読者にメルマガを届け、メルマガの運用効果を上げるためには、メールパーミッションの獲得数を増やすことが大切です。

メールパーミッションを増やすコツは、以下の3つです。

  • メルマガ配信の頻度を知ってもらう
  • メルマガ配信の内容を理解してもらう
  • メルマガの価値を感じてもらう

1つずつ解説します。

メルマガ配信の頻度を知ってもらう

パーミッションを得るときには、事前にメルマガの配信頻度を伝えましょう

ユーザーが、メルマガ配信を許可する可能性が高まります。

配信頻度を伝えずに「メルマガに登録してください」と誘導すると、どの程度の頻度で配信されるのか不安に思う方も少なくありません。

「週に1度メルマガを配信する予定です」と事前に配信頻度がわかった状態で登録を促すことで、ユーザーの不安をひとつ払拭し、安心して登録してもらえます。

そのため、配信前にメルマガが届く頻度を伝え、ユーザーに納得したうえで登録してもらうことが大切です。

事前に伝えることで、配信頻度が原因となる配信解除の減少にもつながります。

メルマガ配信の内容を理解してもらう

ユーザーがイメージしやすいように、メルマガの配信内容を具体的に伝えることも重要です。

ただ「お得な情報をお届けします」と伝えるだけでは、ユーザーは「売り込みメールが届くのでは?」と不安に感じてしまいます。

実際に配信するメルマガのサンプルなどを提示し、コンテンツ内容を具体的にイメージしてもらいましょう。

事前に内容を理解してもらうことは、配信内容とユーザーニーズの不一致による配信解除予防にも効果的です。

メルマガの価値を感じてもらう

メールパーミッション獲得数を増やすためには、メルマガで届く「価値」を、ユーザーに対して明確に伝えることが重要です。

「メルマガに登録すると魅力的な情報が届く」とユーザーが判断できれば、パーミッションを獲得しやすくなります。

ユーザーがパーミッションを判断するタイミングで、メルマガの価値を実感してもらうことが必要です。

業種や提供するサービスによって、メルマガでユーザーに提供できる価値は異なります。

たとえば、情報商材を扱っている企業であれば「ユーザーの興味関心が強いコンテンツに関するノウハウ・有益な情報が届く」と伝え、実際に配信するメルマガの一部を開示しましょう。

セールスに偏らず、ユーザーが求める有益な情報を届けるツールとしてメルマガを活用することが伝われば、メールパーミッション獲得につながるはずです。

メールパーミッションを獲得できない理由

メールパーミッションを獲得できない理由

メルマガ配信を拒否するユーザー心理を掴むことは、今後の対策を考えるうえで非常に重要です。

メールパーミッションを獲得できない理由には、以下の2つが挙げられます。

  • 顧客から不要と判断されるから
  • メールボックスを圧迫してしまうから

細かく分析し、メールパーミッション獲得につなげましょう。

顧客から不要と判断されるから

当初はユーザーからメールパーミッションを獲得できていたものの、途中で解除される場合があります。

ユーザーが配信されたメルマガを読むうちに、以下のような理由で、メルマガを不要と判断してしまうケースです。

  • 思っていた内容と違う
  • 配信内容に価値を感じない
  • 配信頻度が高い

このようなケースが多い場合は、配信コンテンツの品質や頻度の見直し、ユーザーニーズや属性に合った内容を考えるなど、メルマガ自体を改善する対策が必要です。

メールボックスを圧迫してしまうから

「必要以上にメール受信数を増やすことは避けたい」と考えているユーザーも多くいます。

多くのメルマガが届くと、確認に手間がかかるだけではなく、メールボックスを圧迫してしまうからです。

パーミッションを獲得するコツでもお伝えしたとおり、メルマガの必要性は、パーミッションを判断するタイミングで伝えることが大変重要です。

ユーザーが配信頻度やコンテンツの価値を理解できれば、今後パーミッション獲得につながる可能性があります。

名刺交換した相手にメルマガを配信する際の注意点

名刺交換した相手にメルマガを配信する際の注意点

名刺交換した相手に対してメルマガを配信する場合は、以下の2点に注意する必要があります。

  • 名刺交換した相手へのメルマガ配信時は配慮が必要
  • トラッキングはパーミッションを取らなければ違法

詳しく解説します。

名刺交換した相手へのメルマガ配信時は配慮が必要

特定電子メール法には例外があり、名刺などでメールアドレスを開示した相手に対するメルマガ配信は、パーミッションなしでも違法ではありません。

しかし「メルマガに勝手に登録された」と感じ、相手が企業に対して不信感を持つケースも多く見られます。

違法ではないとはいえ、相手に悪い印象を与えるような事態は避けるべきです。

配信の経緯説明や、目立つ位置にオプトアウト方法を入れるなど、相手の感情に配慮し配信する必要があります。

特に、メルマガの配信停止が簡単にできないと迷惑メールとして報告される危険性が高まるため、注意してください。

オプトアウト設定のための具体的な施策については、以下のサイトで詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

>>オプトイン、オプトアウトを初心者にもわかりやすく解説します

トラッキングはパーミッションを取らなければ違法

メルマガにトラッキングコードを埋め込む場合は、事前に相手からパーミッションを獲得しなければなりません。

同意なく購入やサイト閲覧履歴を収集し、メールアドレスと紐づけて管理すると、「個人情報保護法」の違反となる可能性があります。

メルマガの登録フォームを経由したユーザーは、オプトイン方式によるパーミッションを獲得済みのため、問題ないケースがほとんどです。

しかし、名刺で開示されたメールアドレスに対しては、パーミッションを獲得していません。

そのため、メルマガで名刺交換した相手の行動データを収集・活用する前に、利用目的を提示して、パーミッションを獲得する必要があります。

改めてパーミッションを獲得する方法

名刺交換した相手からパーミッションを獲得する際は、メルマガ配信前に登録フォームへの誘導メールを送る方法がおすすめです。

メールで名刺交換のお礼とともに自社メルマガを紹介し、登録フォームに誘導しましょう。

登録フォームを経由することで、相手からプライバシーポリシーの同意を得た状態で、改めてメールパーミッションを獲得できます。

メールパーミッションを獲得してメルマガ読者を増やそう

自社のメルマガをより多くの読者に読んでもらうためには、メールパーミッションの獲得数を増やすことが重要です。

メールパーミッションを獲得できない理由を分析し、獲得数を増やすためのコツを取り入れながら、さまざまな施策を行いましょう。

メール配信サービス「オレンジメール」では、簡単な操作で効率的なメルマガ配信を実現できます。

オプトインによるパーミッション獲得などの読者管理機能や、メルマガの効果を細かく分析できる測定機能など、充実した機能も特徴です。

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