オウンドメディアとメルマガを連携して売上アップを狙う活用方法5選

オウンドメディアという言葉を耳にする機会が増えているのではないでしょうか。オウンドメディアを持ち、運営することで得られるメリットが多々あることから、多くの企業がオウンドメディアに取り組み始めています。

一方で、耳にする機会が増えているものの、オウンドメディアが何を意味するものなのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

何となく見聞きしているものの、オウンドメディアについて、実はまだあまりよく分かっていないという方もいるかもしれません。

そこで今回はオウンドメディアとは何かといった基本的な点から特徴や役割、さらにはメルマガとどのように連携させるのかなどを解説させていただきます。

オウンドメディアとは

オウンドメディアとは、自社で運営するサイト・ブログを指します。
かつて「メディア」といえばテレビやラジオなどを指しました。

しかしWEB技術の発展に伴い、規模の違いはありますが、誰もがメディアを運営できるようになりました。
メディアを運営している他社に依頼して自社の情報を発信してもらうのではなく、自社で運営し、自社責任にて自社の発信したい情報を発信できるメディア、それがオウンドメディアです。

ただし、オウンドメディアの定義は「自社で保有するメディア」であって、細かく規定されているものではありません。

動画に力を入れているオウンドメディアもあれば、画像や動画よりも文章に力を入れたり、あるいは読者とのコミュニケーションに力を入れるなど、運営方針はそれぞれ異なりますが、自社の方針に則って、好きな形で情報発信できる点がオウンドメディアの強みです。

オウンドメディアとメルマガを掛け合わせるメリット

オウンドメディアとメルマガを掛け合わせるメリット

オウンドメディアはメルマガと掛け合わせることで、以下のメリットを享受できます。

  • それぞれのコンテンツを使いまわせる
  • オウンドメディアはメルマガ読者の集客となる
  • 顧客へのタッチポイントが増えてファン化しやすい

それぞれについて、具体的にどのようなメリットが待っているのかを解説していきましょう。

それぞれのコンテンツを使いまわせる

メルマガ内でオウンドメディアの記事を紹介したり、オウンドメディアにてメルマガの内容を使用するなど、それぞれのコンテンツの使い回しが可能です。

オウンドメディアにせよメルマガにせよ、コンテンツを作成するためにはリソースが必要です。
本来であれば、コンテンツの数だけリソースが必要になりますが、オウンドメディアとメルマガは上記のように掛け合わせることが可能なことから、作業の効率化も得られます。

ただし、メルマガとオウンドメディア双方をチェックしているユーザーには、「同じ内容」であることが露呈してしまうので、毎回のように使い回すのではなく、数回に一度、あるいは重要な内容のものだけなど、ある程度工夫して使い回すことが求められます。

オウンドメディアはメルマガ読者の集客となる

購読者のみを対象にしているメルマガに対し、オウンドメディアは多くの人に見てもらうチャンスがあります。

SEO対策に力を入れ、より多くのアクセスを集めることで、オウンドメディアを見てもらえるだけではなく、メルマガの集客にも繋がります。

オウンドメディアはWEBサイトにアクセスできる環境であれば誰もが閲覧できます。SEO対策に力を入れ、狙った検索キーワードで上位に表示できるようになれば、多くのアクセスを見込めます。結果、メルマガの集客効果も高まります。

ただ単にメルマガ読者を集めるのではなく、検索エンジンからの流入となりますので、発信している情報に興味を持っているユーザーである可能性が高く、メルマガ読者を獲得しやすいのです。

顧客へのタッチポイントが増えてファン化しやすい

メルマガにオウンドメディアのリンクを入れることで、メルマガ読者をオウンドメディア側にアクセスしてもらうこともできます。

メルマガを購読してもらっている段階である程度自社に興味を持ってくれているユーザーだと考えられますが、オウンドメディアを見てもらうことで、さらに自社に対しての理解を深めてくれることでしょう。

結果、自社のファン化が進みます。商品やサービスではなく、自社そのもののファンとなってくれたユーザーは、その後の新商品・サービスに興味を持ってくれると共に、良い口コミをSNS等で「拡散」してくれる貴重な存在となります。

オウンドメディアとメルマガを掛け合わせるデメリット

オウンドメディアとメルマガそれぞれのリソースが必要になりますので、人手が少ない場合、リソース確保が難しいです。

先にご紹介したように、オウンドメディアとメルマガを合わせることで素晴らしいメリットが得られます。しかし、それらはあくまでも適切に運用してこそです。

オウンドメディアにせよメルマガにせよ、中長期的な展望が求められます。

つまり、オウンドメディアとメルマガを掛け合わせるためには、それぞれにおいて専門的な知識を持つスタッフを確保し、中長期的に運用しなければなりませので、メリットが魅力的だとは理解していても、実際に運用するのが難しい環境の企業もあることでしょう。

オウンドメディアとメルマガの役割

オウンドメディアとメルマガは、掛け合わせることで大きなメリットをもたらしますが、それぞれ単体で運用することも可能です。

オウンドメディアとメルマガは拡散性のあるオウンドメディアと、深く掘り下げるメルマガに分類できますが、それぞれについてより詳しく解説させていただきます。

オウンドメディアの役割

オウンドメディアの主な役割としては

  • 認知
  • 集客
  • メルマガ登録

が挙げられます。

オウンドメディアを展開することで、自社のキャラクターを理解してもらいやすくなります。

「会社のホームページ」ではなく、オウンドメディアとして展開することで、時にはWEB上でバズり、大きな注目を集めることもありますし、自社のブランディングに沿った情報を発信することで、会社としての特徴を把握してもらえます。

また、オウンドメディアはメルマガのように登録者のみに配信するものではなく、誰もが気軽に閲覧できる点にあります。

SEO対策に力を入れることで検索エンジンからの流入も期待できます。SNSからリンクを張ることでSNSユーザーにも訴求できます。

オウンドメディアで自社に興味を持ったユーザーは、メルマガに登録してくれる可能性が高まります。
このように、認知、集客、メルマガ登録まで促進できる点がオウンドメディアの役割です。

メルマガの役割

メルマガはの役割としては主に

  • 成約獲得
  • リテンション
  • リードナーチャリング

が挙げられます。

メルマガの目的は成約を獲得することはもちろんですが、メルマガを送付し、読んでもらうことで読者との関係をリテンション(維持・保持)したり、あるいはメルマガにて読者に有益な情報をもたらすことで、読者のナーチャリング(育成)させることも挙げられます。

オウンドメディアで興味を持ってくれた読者を、「顧客」まで成長させるかは、メルマガ次第です。

メルマガによる顧客育成、「リードナーチャリング」について下記で詳しく解説していますので併せてご覧ください。

オウンドメディアとメルマガの活用例

オウンドメディアとメルマガの活用例

オウンドメディアとメルマガを掛け合わせた活用事例としては主に下記があります。

  • ウェビナー開催通知
  • オウンドメディア記事の更新通知
  • ホワイトペーパーダウンロード
  • 事例・お客様の声の紹介
  • メルマガ限定コンテンツのプレゼント

それぞれについて、詳しく解説させていただきます。

ウェビナー開催通知

オウンドメディアでウェビナー参加を呼びかけるよりも、メルマガにてリードナーチャリングを実践した後に参加を呼び掛けた方が成約率が高まります。

オウンドメディアを見た段階では、まだまだ多少興味を持ってくれているだけです。

しかしメルマガにてより具体的に事例やメリットを提示し、かつそのために何が必要なのかなどを教育した後であれば、読者の「メリットを得たい「との欲求が高まっていますので、ウェビナーへの参加意欲も高まっています。

このように、ウェビナー開催など実際に読者が参加できる場への通知は、オウンドメディアとメルマガを掛け合わせることでより高い効果が見込めます。

オウンドメディア記事の更新通知

オウンドメディア記事の更新通知にメルマガを活用しているケースも多々見受けられます。

オウンドメディアからメルマガに登録してくれた読者ではあっても、その後もオウンドメディアを見てもらった方が自社への理解が深まります。

また、オウンドメディアとメルマガ双方を見てもらうことで、自社のファン化も促進できます。
先にオウンドメディアは誰もが閲覧できるオープン性が、メルマガはより掘り下げる点が特徴だとお伝えしました。

それぞれ方向性が微妙に異なるものですが、方向性の異なる両者をチェックしてもらうことで自社への理解が深まり、自社に対しての好意をより高めてくれることでしょう。

ホワイトペーパーダウンロード

ホワイトペーパーとは「白書」と呼ばれているもので、サービス・製品のカタログや導入事例、市場調査レポートやノウハウの提供資料等が挙げられるものです。

オウンドメディアでホワイトペーパーの障りの部分のみを紹介し、メルマガでより詳しく解説したり、あるいはホワイトペーパーのダウンロードの際にメルマガの申し込みを促すなど、オウンドメディアとメルマガを連動させる手法も多々見受けられます。

ホワイトペーパーは専門的なデータ等が掲載されていますので、見てみたいと思っている読者は多いです。
そこでホワイトペーパーのダウンロードの条件にメルマガ登録を設定し、メルマガを見てもらうことでリード獲得率の向上も見込めます。

事例・お客様の声の紹介

取り扱っているサービスや商品について、導入事例やお客様の声をメルマガに登録し、「閲覧したいのであればメルマガ登録を」と促す手法です。

オウンドメディアに掲載されているサービスや商品の特徴を見ることで、実際にどのように導入されているのかや、利用者の声が気になります。

それらに関してはメルマガにて紹介しているとアナウンスすることで、メルマガを登録してもらえる可能性が高まります。

そしてメルマガにて紹介している事例やお客様の声を閲覧してもらうことで購入意欲を後押しします。

メルマガ限定コンテンツのプレゼント

メルマガ限定コンテンツをプレゼントには、これからメルマガに登録する人、そして既存のメルマガ登録者双方にアピールできます。

まだメルマガに登録していない相手に対しては、メルマガに登録することでプレゼントを得られるという直接的なメリットを提示できます。

既にメルマガに登録している読者に対しては、限定コンテンツを用意することで信頼や愛着をもってもらいやすくなります。

いわゆる「釣った魚に餌を与えない」的な、新規読者の獲得ばかりに力を入れているのではなく、既存の読者も大切にしている姿勢をアピールできます。

オウンドメディアとメルマガを掛け合わせて売上を最大化しよう

オウンドメディアとメルマガを組み合わせることで得られるメリット、さらには実際にどのように活用されているのかについてを紹介させていただきました。

しかし、デメリットでもお伝えしましたが、それらのメリットを享受したり、事例のような運用を行うためにはリソースが必要になります。

自社でのリソース確保が難しいことから、しかし、オウンドメディアとメルマガの運用を外部に任せる選択肢もあります。

オレンジメールはメールを中心にWEBマーケティングを展開していますので、オウンドメディアとメルマガを掛け合わせたい方はもちろんですが、オウンドメディアやメルマガに関して興味のある方は是非ご相談ください。

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