メルマガのキャッチコピーの作り方!開封率をあげるコツ!

メルマガ運用において大切なのは読んでもらうことにあります。なぜなら、読んでもらわなければ、情報を届けることができないからです。

そして、読んでもらうためには、メールを開封してもらわなければいけません。
では、どうすれば開封してもらいやすくなるのでしょう?

ポイントはメルマガのキャッチコピーにあります。
今回は、メルマガ運用に欠かせないキャッチコピーの作り方について解説していきます。

今回の記事を読むことで、メルマガの開封率を高めるキャッチコピーの作成方法とキャッチコピーのNG例を知ることができるので、是非、参考にしてください。

メルマガの開封率はキャッチコピーで決まる!

メルマガにおいて、件名は重要なポイントになります。
なぜなら、件名が読者との「ファースト・コンタクト・ポイント」になるからです。

メルマガを受け取った読者は、受信ボックスに並ぶ大量のメールの中から、読むべきメールを選びます。毎日、大量に送られてくるメールすべてに目を通すのは現実的ではありません。

そのため、読むべきメールを「送信相手」と「件名」によって選別していくのです。

興味を抱く件名であれば、開封される可能性は高まります。
逆に、興味を持てない件名であれば、開封されない可能性が高いということです。

メルマガにおける件名はメルマガのキャッチコピーといえます。
件名をつけるときには、読者が思わず開封したくなるようなキャッチコピーの作成を意識しましょう。

思わず開封したくなるメルマガとは?「4Uの原則」について

思わず開封したくなるメルマガとは?「4Uの原則」について

思わず開封したくなるメルマガ件名を作成するときに知っておきたいのが「4Uの原則」です。

4Uの原則とは「Useful(有益性)」「Urgent(緊急性)」「Ultra specific(超具体性)」「Unique(独自性)」の4つからなる原則で、4つの特性を意識することで読者の関心を捉えやすくなるとされています。

4Uの原則は、メルマガの件名だけでなく、広告文やコンテンツのタイトル作成においても役立つので覚えておきましょう。ちなみに4Uの原則は4つすべてのUを盛り込む必要はありません。

むしろ、詰め込み過ぎることで分かりづらくなるので、伝えたいメッセージに応じて、使用するUを選択していきましょう。

開封率とは

配信したメルマガが、どれぐらいの読者に開封されたのかを示すのが開封率です。
メルマガ運用においては、大切な指標となるので、開封率を高める施策を考えると同時に、開封率をチェックしながら改善点を探していく必要があります。

開封率は、配信する曜日や時間帯、タイトルによって大きく変化するので、試行錯誤を重ねて開封率を高めていく方法を探すことが重要です。

なお、ECサイトにおける一般的なメルマガ開封率は20%前後といわれているので、一つの目安として覚えておきましょう。

開封率の調べ方

開封率は、次の計算式によって確認できます。

開封率=開封数÷メール配信成功数(メール配信数-メール配信エラー数)

配信数が多いのに、開封される数が少なければ開封率は下がります。
つまり、メルマガの効果が低いということです。
配信数が多いのに、期待する効果が得られない場合には、開封率が低いケースが考えられるので、開封率を高める施策が必要になります。

メルマガのキャッチコピーは開封率に関わる重要な要素

メルマガのタイトルは読者が最初に目にするものです。
タイトルが読者の興味を引くものであれば、開封される可能性は高まります。

しかし、興味を持ってもらえなければ、開封される可能性は低くなるでしょう。だからこそ、タイトルが重要になるのです。メールを受け取った読者の気持ちを想像しながら、思わず開きたくなるキャッチコピーを考えましょう。

メルマガを開封する読者の心理とは?

メルマガを開封する読者の心理とは?

メルマガ担当者にとって辛い現実ですが、メルマガは想像している以上に読まれません。
だからといって、対策がないわけではありません。
ここからは、読まれるための工夫とポイントについて解説していきます。

キャッチコピーのインパクトで判断している

街を歩いていて、気になるキャチコピーを見たことがありませんか?気になるキャッチコピーを見ると、人は興味を抱きます。
特に、インパクトのあるキャッチコピーは多くの人の目に留まります。

これは、メルマガでも同じです。
件名にインパクトがあれば、それだけで開封される可能性は高まります。
受信者の心を掴み、開封へと導けるタイトルを作成することで、開封率を高めていきましょう。

最初の1文で判断している

最初の1文で何を書くのかは非常に重要になります。
なぜなら、読者のなかには最初の1文だけで判断しているケースもあるからです。
最初の1文で興味を持ってもらうことができれば、開封される可能性も高まります。

例えば「送料無料」「期間限定」「無料サンプル提供」といった特典についての記載は重要です。
最初の1文で伝えることで、興味を持ってもらえる可能性が高くなるので、特典は最初に伝えるようにしましょう。

読者目線の言葉選びかで判断している

自分にとって有益な情報が書かれていると判断してもらうことができれば、開封率は高まります。
つまり、読者の目線に立ちニーズを予想することが大切になるということです。

読者目線に立つことで、さまざまなことが予想できます。

  • 何に困っているのか?
  • どのような情報を欲しがっているのか?
  • 興味を持つものはなにか?

以上のことを考えながら件名を作成していきましょう。
大切なのは、読者目線の言葉です。

インパクトのあるキャッチコピーの作り方

メルマガの開封率を高めるには件名(キャッチコピー)が重要だと紹介してきました。
では、インパクトのあるキャッチコピーを付けるためには、どうすればいいのでしょう?
ここからは、インパクトのあるキャッチコピーを考えるときに大切になる2つのポイントについて解説していきます。

記号を使ってインパクトを強める

「!」や「?」「◆、■」といった記号を使うと、他のメールより存在感を出すことができます。

しかし、使用する場合には注意が必要です。

なぜなら、件名に記号を使うメルマガが増えているからです。
そのため、あまりにも多用すると、営業メールだと判断される可能性があります。

また、記号を使いすぎることで、逆に読みづらくなる可能性もあるので注意が必要です。
ただし、記号が目を引く存在であることに変わりありません。
記号を使うときは、あくまでアクセントの1つと考え、効果的な使い方を意識しましょう。

意外性でインパクトを強める

インパクトのあるキャッチコピーには、意外性が含まれています。
意外性がある件名を見れば、ユーザーは「どういうことだろう?」と疑問を抱き、内容を読みたくなるのです。

例えば、営業は簡単ではないというのは、多くのビジネスマンにとって常識となっています。その常識を逆手に取った件名を付けると、興味を持たれる可能性が高まるのです。

「営業が難しいなんて嘘です!簡単に実践できるズルい営業方法3選」

上記の件名を見れば、営業に悩んでいる方は興味を持つ可能性が高まります。
結果、開封率を高めることができるのです。
意外性を使って、インパクトがある件名を作成しましょう。

【心をつかむキャッチコピー】テンプレート例一覧

心をつかむキャッチコピーを作るのは簡単ではありません。
そこで、活用したいのがテンプレートです。
まずは、テンプレートを使用することで、心をつかむキャッチコピーの基礎を学んでいきましょう。

BtoB向けのタイトル例

まずはBtoB向けのタイトル例を見ていきましょう。
BtoBの場合、メールを読むのはビジネスマンであり、基本的にビジネスに活用できる情報が求められています。

だからこそ、大切になるのが具体性です。
BtoBの場合には、数値を用いながら、具体的な有益性を件名に盛り込みましょう。


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BtoC向けのタイトル例

続いてBtoC向けのタイトルを見ていきます。

個人顧客は、基本的に常に情報を探しているわけではありません。
そこで大切になるのが、いかに興味を持ってもらえるのかという点にあります。

ただし、具体性が必要ないというわけではありません。
顧客層によっては、具体的な数値を用いた方が、効果的な場合もあるので、顧客層や伝えたい内容によって変えていきましょう。

商品を紹介したい場合には、メリットや数値を使うことで商品に対して興味を持ってもらえる可能性が高まります。


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ポイントは、興味を持ってもらうことです。
情報を届けたいターゲット層の思考やライフスタイルを想像しながら、ターゲット層に有益だと判断してもらえる件名を付けましょう。

キャッチコピーのNG例

開封されやすいポイントがあるように、開封されにくくなってしまうポイントもあります。
ここからは、キャッチコピーで使用しない方がいいNGキーワードについて解説していきます。

ポイントは以下の5つです。

  • 企業名や商品名を使わない
  • 本文の内容とかけ離れた件名
  • 具体性がない
  • 不信感を抱かせるキーワード
  • 伝えたい情報を複数盛り込む

件名で使用できる文字数は限られています。
そのため、企業名や商品名を入れてしまうと、どうしても伝えたい情報を件名に入れることが難しくなります。企業名や商品名が入ると、読者に営業メールと判断され、開封されにくくなるデメリットもあるので注意しましょう。

また、本文の内容とかけ離れたタイトルを付けると、開封されたとしても不信感を持たれることになり、以降のメルマガが開封される可能性が低くなります。

不信感を持たれてしまうと、商品や企業イメージに傷がつくので、件名と内容の乖離がないようにしましょう。

なお、同様の理由によって不信感を抱かせるキーワードの使用も控えてください。

「100%」「あなただけ」「絶対」というキーワードは、インパクトはありますが、読み手に不信感を与えてしまうので、逆効果になります。不信感を抱かせるキーワードの使用は避けましょう。

件名には、具体性も必要です。
具体性がなければ、内容が見えないうえに誰に向けた情報なのかを判断するのが難しくなります。誰に向けた情報を発信しているのかが分かるようにしましょう。

また、伝えたい情報を複数盛り込むことも避けなければいけません。
なぜなら、複数盛り込むことで、情報がぼやけてしまう可能性があるからです。件名を見た読者が、何について書かれているのかをすぐに理解できるようにしてください。

インパクトのあるキャッチコピーでメルマガの開封率をあげよう!

インパクトのあるキャッチコピーによって、メルマガの開封率は上がります。
もちろん、メルマガにおいて重要なのは内容です。

しかし、読んでもらえなければ、クオリティを高めても望む効果を手にすることは難しくなります。
だからこそ、読者が思わず開きたくなる件名が重要になるのです。

読者が件名を見たときに、有益な情報が書かれているかもしれないと思ったり、興味を持ってもらうことができれば開封率は高まります。メルマガの効果を高めるためにも、件名を見直しましょう。

なお、開封率を高める件名をつけるためには、試行錯誤が必要になりますが、その際にはABテストの実施が効果的です。
オレンジメールを使えば、簡単にABテストを実施できるので、まずは無料期間を使って試してください。
開封率を高めて、メルマガの効果を高めていきましょう。

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