セールのお知らせメールの書き方・例文・テンプレートをご紹介!

セールを開催するとき、1つの課題となるのが告知方法です。告知方法にはさまざまな方法がありますが、効率を考えるとメール配信は大きな武器になります。特に、すでにメルマガを発行している場合は、簡単に実施することが可能です。

しかし、注意しておきたいポイントがあります。それが、お知らせメールの書き方です。今回は、セールをお知らせするメールの書き方について例文を交えながら、解説していきます。

今回の記事を読むと、セールお知らせメールの書き方が分かるだけでなく、効果を高める方法も分かるので、ぜひご一読ください。

セールのお知らせメールの目的とは?

セールお知らせメールの目的は、商品やサービスを購入してもらうことです。メルマガは告知方法の1つではありますが、告知自体が目的ではありません。最終的な目的は商品やサービスを購入してもらうことにあるのです。

だからこそ、通常のメルマガとは違うものとして作成していく必要があります。通常のメルマガは、時間をかけてユーザーとの信頼関係を深めていくことが前提です。しかし、セールお知らせメールは商品やサービスの購入が目的になるので、効果を高めるためにも別物として作成しなければいけません。

では、どのような部分で違いが出てくるのでしょう?
次章からは、効果を高めるための書き方についてご紹介します。

セールのお知らせメールの書き方の基本

セールのお知らせメールの書き方の基本

セールお知らせメールを作成するときは、以下に挙げる3つの書き方について理解しておかなければいけません。

  • 件名は具体的に明記する
  • 宛名と冒頭の挨拶の書き方
  • 本文の書き方

特に、件名は目的に合わせた書き方が重要になるので、理解を深めておきましょう。

件名は具体的に明記する

通常のメルマガと同様、件名は重要になります。なぜなら、メールを受け取った人が興味を持てない件名だと開封されない危険性もあるからです。では、セールお知らせメールの件名をつけるときには、どのような点に注意すればいいのでしょうか?

基本的な考えは、通常のメルマガと変わりません。
「分かりやすい」「シンプル」「興味を持つような件名」
以上の要素が大切です。

ただし、セールお知らせメールにおいては、具体性と他社との差別化についても考えておく必要があります。通常、セールは決算のタイミングや、季節に関連して開催されます。つまり、他社のセール時期と重なる可能性が高いのです。

だからこそ、件名は具体的で他社との差別化ができるものでなければいけません。具体性を持たせるためには、数字を使うという方法があります。また、差別化においては自社のサービス名を記載しておくのも効果的です。

  • 【最大70%OFFセールの開催】○○(サービス名)の本気を体感してください!
  • 【県内で○○が購入できるのは○○店だけ!】いまなら40%OFFで激レアアイテムが手に入ります!

上記のように、数字と差別化できる情報を記載して、開封される件名をつけていきましょう。

宛名と冒頭の挨拶の書き方

メールの宛名は、1人に送るのか、複数人に一斉送信するのかによって書き方が変わるので注意してください。
送信相手が1人の場合、宛名の書き方は以下のようになります。

取引先の場合は「会社名」「部署名」「役職名」「氏名」「敬称(様)」の順で記載していきます。一方、個人の場合は「氏名」と「敬称(様)」です。

続いて、複数人に一斉送信する場合の宛名を見ていきましょう。

  • お客様各位
  • 会員の皆様
  • お取引先各位

ビジネスとしてメールを活用していくのであれば、上記のマナーを忘れないようにしてください。

なお、冒頭の挨拶文は長くなり過ぎると読まれない可能性があるので、シンプルな挨拶文を意識しましょう。ビジネスメールの慣習に基づいた「いつもお世話になっております」や「平素は格別のお引き立てを賜り誠に有難うございます」といった文章を記載しておけば問題ありません。

本文の書き方【ポイントは3つ】

本文の書き方のポイントは以下の3つです。

  • キャンペーンの趣旨を簡潔に伝える
  • アピールポイントを簡潔に明記する
  • セールの詳細は箇条書きにする

すべてのポイントで大切になるのが、伝わりやすさにあります。受信者が内容をすぐに理解できるようにシンプルで分かりやすい文章を心がけましょう。

キャンペーンの趣旨を簡潔に伝える

挨拶文のあとは、キャンペーンの趣旨を簡潔に記載します。セールと一括りにしても、その背景にはファン感謝祭や決算セールなど、さまざまな趣旨が存在するからです。趣旨を理解してもらうことで、セールの背景が分かり、受信者にある種の安心感を持ってもらうことができます。

例えば、下記のような文章だと趣旨を簡潔に伝えることが可能です。

  • 「この度、いつもご愛顧頂いております会員の皆様を対象として全品30%OFFセールを開催致します」
  • 「この度、弊店では〇月〇日より〇月〇日まで年末感謝祭を開催いたします」

趣旨を簡潔に伝えて、お得感を演出していきましょう。

アピールポイントを簡潔明記する

セール開催と趣旨について記載したら、続いてメリットやアピールポイントも記載していきましょう。ここでも、ポイントは簡潔に記載することです。そのため、アピールポイントは分かりやすいものでなければいけません。読んだら、思わずセールに行きたくなるようなメリットを分かりやすく伝えていきましょう。

読者が行きたくなるようなメリットを考えながら情報を整理してください。

  • 「○○(ブランド)が全品20%OFF!お買い上げ金額5,000以上のお客様にはお楽しみ抽選会のハズレなしくじ引き券をプレゼント!」
  • 「人気の○○(商品名)が25%OFF!さらに購入者には特典としてロゴ入りオリジナルキーホルダーをプレゼント!」
  • 「セール期間中だけの限定販売!○○(ブランド名)とのコラボ商品!数量限定ですので購入をご希望のお客様はお急ぎください!」

例文のように、メリットやアピールポイントは具体的に記載しておきましょう。

セールの詳細は箇条書きにする

分かりやすく伝えるには箇条書きが役立ちます。特に、記載しなければいけない情報については箇条書きすることで、読みやすくなるだけでなく簡潔にまとめることが可能です。では、セールお知らせメールにおいて記載しなければいけない情報とは何でしょう?

それが、開催日時と開催場所、対象商品です。

上記の情報を文章で説明すると、長くなるうえに読みづらくなります。読みづらい文章は離脱を招いてしまうので、読み手の負担にならないよう、以下のような箇条書きにして、簡潔に記載しておきましょう。

  • 開催日時:〇月〇日~〇月〇日
  • 開催場所:○○全店舗(店舗名や会場名は、正式名称で書きます)
  • 対象商品:全品対象(セールの対象商品が限定されている場合は明記しておきます)

効果的な配信タイミング

効果的な配信タイミング

セールお知らせメールの効果を高めるには、配信タイミングも大切になります。ポイントは複数回に分けての配信です。なお、配信タイミングは事前案内、期間中案内、追い込み案内の3回になります。
配信タイミングの目安は下記を参考にしてください。

  • 事前案内:開催の1週間前
  • 期間中案内:開催の初日から中日
  • 追い込み案内:セール終了3日前

逆に、上記の回数を超えてしまうと、受信者にとって迷惑になる可能性があるので注意しましょう。

メールの効果をより高めるHTMLメールとは?

セールお知らせメールの効果を高める方法の1つにHTMLメールの活用があります。HTMLメールとはWebページを作成するときに使用されるHTML言語を使って作成するメールのことです。HTMLを使うと、画像やボタンを装飾として使うことができます。

テキストだけのメールと違い、読者の印象に残りやすいメールが作成できるので活用していきましょう。
ここからはHTMLメールを活用するメリットについて詳しく解説していきます。

セールのお知らせにおけるHTMLメールのメリット

セールお知らせメールをHTMLで作成すると2つの大きなメリットがあります。

  • インパクトがあり読者の印象に残りやすい
  • セールのイメージを伝えやすい

どちらも効果を高める重要な要素となるので、積極的に活用していきましょう。

インパクトがあり読者に印象をつけやすい

テキストだけの情報と画像がついている情報では、印象が大きく変わります。なぜなら、画像を使うと、情報に具体性を持たせることができるからです。

また、画像が使われていると印象に残りやすくなるだけでなく、購買意欲を刺激することもできます。つまり、セールお知らせメールの目的である商品やサービスの購入に繋がりやすくなるということです。

HTMLメールを活用して、印象に残りやすいメールの作成を目指しましょう。

セールのイメージを伝えやすい

HTMLメールを使うと、イメージを伝えやすくなるのも大きなメリットです。商品の画像やサービスを利用している様子を伝えることで、読者は商品やサービスに関するイメージをより具体化できます。

イメージが具体化されると、自分が使用しているシーンを想像することも簡単になるので、商品やサービスとの距離を縮める効果があるのです。

アパレルや飲食店などは、商品のイメージをテキストで伝えるのが簡単ではありません。しかし、画像を使えば簡単に伝えることができるので、活用するメリットは非常に大きくなります。

お客様に購入してもらうためには、商品やサービスのイメージを伝えることが重要です。HTMLメールを使って、効率よくイメージを伝えていきましょう。

文章の全体の流れ・構成

文章の全体の流れ・構成

セールお知らせメールの全体の流れと構成は下記の通りです。

  • 宛名
  • 挨拶文
  • セール開催の主旨・案内
  • セールの目玉商品・アピールメッセージ
  • セールの詳細情報
  • 注意書き
  • 結びの挨拶

宛名と挨拶文、結びの挨拶に関しては、ビジネスメールの慣習に基づいた記載方法と挨拶文を記載しましょう。

本文については、シンプルで分かりやすい文章を意識してください。開催日時や開催場所の詳細情報は箇条書きにすることで、見やすくなるだけでなく一目で内容を把握できるので活用していきましょう。

セールのお知らせメールを作成して、実際に配信してみよう!

セールお知らせメールの目的は、商品やサービスを購入してもらうことにあります。だからこそ、メールの書き方と内容が大切になるのです。また、効果を高めるためには配信タイミングも重要になります。

ここでの注意点が、配信を忘れてしまうことです。人の操作によって配信すると、どれだけ注意していても忘れてしまうことがあります。

このような事態を防ぐのに役立つのが配信システムです。配信システムを使うと予約配信ができるので忘れる心配がなくなります。効果を高めていくには環境も大切です。環境構築の必要性を感じている場合は、配信システムの導入を検討しましょう。

なお、オレンジメールでは180日間の無料期間があるので気軽に試すことができます。180日間あれば、長めのセールでも安心です。また、無料期間が長いので、メルマガ施策の実施と分析を試すこともできます。
メール配信の導入を検討しているのであれば、まずは気軽に試してください。

 

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